@article{oai:oist.repo.nii.ac.jp:00001519, author = {Kono, Keiko and 河野, 恵子}, issue = {4}, journal = {生物工学会誌, Journal of Bioscience and Bioengineering}, month = {Apr}, note = {この世界で最初の細胞は、遺伝情報を司る核酸とそれ を包み込み環境変化から守る膜の成立により誕生した。したがって、細胞膜の傷を修復する「細胞創傷治癒」の仕組みは生命誕生の瞬間から必要とされただろう。細胞創傷治癒の欠損は筋ジストロフィー症など、さまざまな疾病に関与するが、そのメカニズムは未だ不明な点が多く残されている。筆者らは出芽酵母を用いて細胞創傷治 癒に関与する遺伝子を網羅的に同定した結果、プロテア ソームによるタンパク質分解が修復反応の開始に必須であること、細胞膜損傷が細胞周期チェックポイントを活性化すること、分裂寿命の短縮を誘導することなどを明らかにした。また細胞膜損傷チェックポイントや分裂寿命の短縮はヒト培養細胞まで進化的に保存されていることなどが明らかになりつつある。}, pages = {181--182}, title = {細胞創傷治癒の分子基盤とその帰結}, volume = {98}, year = {2020} }